スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第3回 ストレッチポールを使ったコンディショニング

こんにちは。トレーナーの谷崎美樹です。

今回はツアープロの中でも人気のアイテム「ストレッチポール」を使ったゴルフのための簡単エクササイズをご紹介します。

ストレッチポールはセルフで肩甲骨周辺を柔らかくするには、とてもいいコンディショニングツールですので、ぜひ、参考にしていただけるとうれしいです。

1. 肩回しエクササイズ
バンザイの姿勢から、手の甲と肘をなるべく床につけて、横に手を開きながら腕を回していきます。 今度は反対にまわします。 肩は力まず呼吸を止めないで大きく動かしましょう。10周づつ回します。
2. 肘寄せエクササイズ
肘を伸ばすように両手を上げ、そして肘と手の甲が床につくようにリラックスします。そして腕を床につけながら、肘をわき腹の方へ引きつけます。つかない場合は肘から前腕が、床と平行の位置を保って動作をするように意識してください。
3. 手のひら回しエクササイズ
腕を下向きにして、手のひらを床につけ手のひらで円を描くようにして手をまわします。手のひらだけ動かすのではなく、肩甲骨から動きを出すこと肘を引き上げるイメージでも、うまく肩甲骨が動くと思います。
4. 肩突き上げエクササイズ
両手を伸ばして、胸の前で合わせます。そこから左右の肩甲骨を離すようにして、両手を天井のほうにぐっと伸ばしましょう。そして肘は曲げずに、伸ばした両手を元の位置に戻します。大きく、ゆっくりと肩甲骨の動きを感じながら行って下さい。
5. 交互パタパタエクササイズ
肩甲骨のインナーマッスルに刺激を入れながら、可動域を出していきます。さらに動作が大きくなるので、肩に痛みがある方は、ゆっくりやってくださいね。両手を真横に伸ばした状態から・・・片手は肘を上に曲げます。もう片手は肘を下に曲げます。手の平、手の甲が床につくことが理想的ですが、肘の角度を変えずにやることの方が大事です。
6. 対角リラックスエクササイズ
最後は対角線上の手足を伸ばした状態で、リラックスします。手も足も、1番脱力できる位置で!かかとを床につけ、手の甲と肘は、なるべく床についた状態をキープしましょう。反対側も同様です。
ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
谷崎 美樹
谷崎 美樹

トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、柔道整復師。
ファンクショナルトレーニングで効率よくゴルフボディを作ることを得意としており、プロゴルファーからアマチュアゴルファー、ジュニアゴルファーまで幅広く指導中。また整形外科でリハビリテーションを担当していた経験から痛みのある方へのトレーニング指導も行っている。
自身もゴルフが好きでベストスコアは70台。

の記事