トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。
いきなりですが、皆様はラウンド中に間食を食べますか?
グミやあめ、バナナ、チョコレート、ナッツ、ドライフルーツなどなど、、
それぞれの食材にメリット・デメリットがありますが、
秋のラウンドでは何を選べば良いのでしょうか?
ゴルフのパフォーマンスに焦点を当てた時、
私がおすすめする食材は『さつまいも』です!
今回はこの理由についてご紹介します!
『さつまいものメリット』
さつまいもには、様々な栄養素が豊富に含まれます。
特に食物繊維やビタミンB1、ビタミンC、カルシウムがたっぷりです!
また、GI値と呼ばれる血糖値の上昇度を表す値が低いことも特徴です。
通常、糖質を豊富に含む食材はこの値が高いものが多く、白米やパンはこの筆頭です。
これらは血糖値を急上昇させ、その後急降下させることから、血糖値の乱高下によって身体に大きな負荷がかかります。ゴルフのパフォーマンスにエネルギーを発揮したいにも関わらず、血糖値のコントロールに多くのエネルギーが必要となるのです。
しかし、さつまいもを食べた後の血糖値は、比較的穏やかに上昇し、穏やかに低下していきます。ラウンドの最後までエネルギーを持続させるために、さつまいもは役立つ食材であることが分かります!
そして何よりも、旬の秋を迎えたさつまいもは、とっても甘くて美味しいです!
ここからは、さつまいもに豊富に含まれる栄養素を3つご紹介します。
『糖質』
さつまいもが特に豊富に含む栄養素である糖質は、これまでのコラムでもお伝えした通り、スポーツに欠かすことのできない栄養素の一つです。糖質は身体のエネルギー源となります。つまり、身体を動かし続ける為のガソリンです。
また、ゴルフは常に脳を使うスポーツです。集中力を維持し続ける為に必要なのが糖質であり、他の栄養素が代わることができません。
『食物繊維』
さつまいもを含む芋類は、食物繊維を豊富に含みます。食物繊維は主に腸内環境の維持に関わることから、胃腸のストレス無くプレーを楽しむ為に必要です。
また、腸は『第二の脳』とも呼ばれるほど、近年の研究によりその重要性が明らかになっています。腸内環境が乱れると、ついイライラしたり、落ち込んだり、気持ちの浮き沈みが多くなる、これらのメンタルヘルスに関わると言われています。スポーツ時のメンタルを一定に保つ為に、まず出来ることが食物繊維を定期的に摂取することです。
『ビタミンC』
屋外で長時間のプレーを行うゴルファーにとって、紫外線によるダメージは見過ごすことができません。なぜなら肌が日に焼けるだけでなく、体力を消耗するからです。身体をこの炎症から守るために必要なビタミンCが、さつまいもには豊富に含まれます。
ビタミンCは水溶性であり、本来は加熱に弱い特徴を持ちます。しかし、さつまいもにはりんごの5倍!ものビタミンCが含まれるだけでなく、そのビタミンCが加熱に強いことが挙げられます。加熱しても、冷やしても美味しいのがさつまいもですので、ラウンド時の持ち歩きにはぴったりです!
それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正な値は変化します。
TGFでは、管理栄養士の中島が、皆様それぞれに適した摂取量を提案させていただきます。是非館内でお声掛けください!
引き続き様々な観点から、ラウンド中の栄養管理についてご紹介させていただきます!