トータルゴルフフィットネス トレーナーの小宮です。
今回ご紹介するのはゴルファーのための『下半身ストレッチ』です。
ゴルフスイングでは股関節の動きがとても重要です。
前後に動かすための『屈曲・伸展』の動き、左右に動かすための『外転・内転』の動き、左右に捻るための『外旋・内旋』の動き。
上記で挙げたように股関節は6つの方向への自由度がなければスムーズに動く事ができません。
さらにゴルフではこの6つの動きを最大限に使わなければ効率の良いスイングができないのです。
アドレスを構える上で前後の動き、スイングの操作が始まればそこに横の動きと捻りの動きが大きく加わります。
最初の前後の動きが適正でなければその後の動きを適正ではない動きになってしまいます。
各ポジションへの動きの可動域を大きくし、スイング時の理想の股関節の動きのスムーズさを手に入れましょう。
理想の股関節のスムーズな動きを手に入れたい方はこちらの動画をご覧ください。
目次
エクササイズ紹介 〜スタティックストレッチ〜
ピジョンストレッチ
- 四つ這いになり片足の膝を膝の前にします
- 逆側の足を後ろに伸ばし両肘をつけたい姿勢をキープします
- 反対側も同様に行います
・前足の角度が真っ直ぐになるように行います
HK クワドストレッチ
- 片膝立ちになります
- 後ろ足の膝を曲げ、足を持ちます
- 上体を少し前傾させ姿勢をキープします
- 反対側も同様に行います
・腰が反らないように行います
エクササイズ紹介 〜アクティブストレッチ〜
アダクターストレッチ
- 四つ這いになります
- 片足を真横に伸ばします
- 逆側の手を伸ばした足側に伸ばします
- 反対側も同様に行います
・膝が曲がらないように行います
グロイナーストレッチ
- 四つ這いになり足を前後に開きます
- 両手をついたまま肘を曲げながら上体を床に近づけます
- 反対側も同様に行います
・股関節を大きく前後に開いたまま行います
ジャックナイフストレッチ
- 足を前後に小さく開きます
- 前足に体重を乗せたまま膝を伸ばしながらお尻を高く持ち上げます
- 反対側も同様に行います
・前足側の腿の裏(ハムストリングス)のストレッチ感を感じながら行います
ヒップヒンジ
- 立位になります
- 手を前に伸ばしながらお尻を後ろに下げます
・背中が一直線の状態で行います
エクササイズ紹介 〜ダイナミックストレッチ〜
レッグスイング
- 立位になり片足を床から少し浮かします
- 挙げた足を前後に振ります
- 反対側も同様に行います
・バランスの取れる範囲で大きく振ります
サイドレッグスイング
- 立位になり片足を床から少し浮かせます
- 挙げた足を左右に振ります
- 反対側も同様に行います
・バランスの取れる範囲で大きく振ります
まとめ
今回ご紹介したのは『下半身のストレッチ』です。
股関節の柔軟性はアドレスの時から重要です。スイングの動きが追加されるにつれて、より股関節の柔軟性が必要になります。
スイングエラーも股関節の可動域が原因で起こっている可能性もありますので、なかなか理想のスイングに辿り着かないと思われている方は身体に目を向けて取り組みを行ってみてください。
股関節のスムーズな柔軟性を手に入れるために
トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。