トータルゴルフフィットネス トレーナーの菅原です。
今回は当クラブでトレーニングをしている選手のトレーニング風景の映像を見ながら解説をしていきたいと思います。
トレーニングに密着するのは、「清水蔵之介」選手です。
現在、高校2年生でプロゴルファーを目指す期待の若手選手です。
それでは、蔵之介選手のトレーニングを覗いていきましょう。
動画内にてトレーニングの流れをご視聴できますのでご覧ください。
目次
- エクササイズ紹介
1.1 クロスボディストレッチ
1.2 アダクター&ソラシックローテーション
1.3 ワールドグレイテストストレッチ
1.4 トータッチプログレッション
1.5 プルオーバーデッドバグ
1.6 コーンタッチ
1.7 セラバンド ノーマネー
1.8 セラバンド プルアパート
1.9 セラタスウォールスライド - まとめ
- プロも目指す柔軟性を獲得するために!
エクササイズ紹介
今回ご紹介するトレーニング内容は柔軟性を上げるためのトレーニングです。
クロスボディストレッチ
まずご紹介するのは、腰背部から大腿部を伸ばしていくストレッチです。- 仰向けになり両手を肩のラインで広げます
- 片足を浮かし反対側に倒します
- 左右10回行います
・上げた足の股関節が常に90度をキープして行います
アダクター&ソラシックローテーション
続いては内腿の柔軟性 と回旋可動域を向上させるエクササイズです。- 四つ這いになり片足を横に伸ばします
- 逆側の手を頭の後ろに置き、身体を捻ります
- 左右10回行います
・伸ばしてる足の膝が曲がらないように行います
ワールドグレイテストストレッチ
全身を大きく動かすダイナミックストレッチです。- 足を前後に大きく開きます
- 前足の横に逆側の手を置き、肘を床につけるようにしゃがみます
- 手を大きく天井方向に伸ばします
- 逆の手を大きく開きます
- 両手をつき前膝を伸ばしながら後ろ足の踵を床につけるようにお尻を上げます
- 左右5回行います
・各動作を大きく行います
トータッチプログレッション
重心の後方移動を促すエクササイズです。このエクササイズを行うことによりヒップヒンジと呼ばれる股関節の動きを行いやすくします。
- 踵の下に台を置き、手を頭の上に伸ばします
- お尻を後ろに引きながら前屈をします
- 5回行います
・お尻を後ろに下げることを特に意識して行います
プルオーバーデッドバグ
腹筋群の強化を行い、体幹の強化を行います。- 仰向けになり膝を90度に曲げ足を浮かし、手を前に伸ばします
- 頭の上方向からチューブでの負荷をかけ両手と片足を伸ばします
- 足を左右交互に動かし10回行います
・腰が床から離れないように行います
コーンタッチ
股関節の動きを主体とした動的バランスの強化です。- コーンを身体の前に3つ並べて片足立ちになります
- 軸足とは逆側の手でコーンを順番に触ります
- 左右5往復行います
・股関節を軸として動きます
セラバンド ノーマネー
セラバンドを使用し肩甲骨の安定性を強化します。- 椅子に座り肘を身体につけ90度に曲げます
- チューブを逆手で持ち、両手同時に外に開きます
- 15回行います
・肘が身体から離れないまま行います
セラバンド プルアパート
セラバンドを使用し肩甲骨の安定性を強化します。- 椅子に座り身体の前で手を伸ばしチューブを逆手で持ちます
- 両手同時に開きます
- 15回行います
・肩がすくまないように行います
セラタスウォールスライド
前鋸筋を活性化し肩甲骨の安定性をさらに強化します。前の2種目と合わせて行うとより効果的です。
- 壁の正面に立ち、肘から手を壁につけます
- 両手を平行にしたまま手を上に伸ばします
- 10回行います
・両手が常に平行のまま動作を行います
・肩がすくまないように首を長くしてまま行います
まとめ
このようにプロゴルファーを目指す選手でも皆様と同じように柔軟性を高めるエクササイズから徐々にトレーニングを行なっていきます。
プロ選手でもアマチュアの選手でもどんな方でも柔軟性は身体の中でとても大事な要素になってきます。
身体が硬いと諦めずに常に柔軟性を高めていきましょう。
プロも目指す柔軟性を獲得するために!
トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。