トータルゴルフフィットネス、トレーナーの小林です。
今回は橋本コーチにお願いをして、フェアウェイウッド(FW)のレッスンを受けてみました。
目次
フェアウェイウッドが苦手
私自身FWの苦手意識がとにかく強いです。
ロングコースの2打目で使用することが多いFWですが、うまくいかない時は「ダフリ」や「ひっかけ」というようなミスをしてしまうことが多々あります。
皆さんは同じようなお悩みを抱えたことや抱えている方はいませんか?
私自身レッスンを受けて、変化をすごく感じることができたので、フェアウェイウッドの苦手意識がある方は是非レッスンの流れをご覧ください。
動画にてレッスンの流れを確認することができますので是非ご視聴ください。
フェアウェイウッドを打つ際には、芝への接地面積を多く少し滑らせるようなイメージを持ってスイングをしています。
実際にイメージ通りのスイング、番手での適正な数値でのスイングができているか橋本コーチによるフライトスコープレッスンで解説をして頂きたいと思います。
なぜ上手く当たらないのか(現状の分析)
ウッド系でのスイングで、少し滑らせるイメージを持たれている方はとても多くいます。
滑らせるイメージを持ってスイングを実際にすると、クラブの入射角が適正な数値にならない場合が多くあります。それでは、小林トレーナーのスイングの数値を実際に見て解説をしていきます。
こちらのデータが小林トレーナーのスイングの数値です。
現在の入射角は3.6°になっています。アッパーブローで少しすくって打っているスイングになっています。
このようにすくって打ってしまうと、フェースの下部に当たるのでボールが上がらなかったり、捉まらなくてスライスなどが出てしまいやすいです。
基本的には、地面に置いてあるボールを打つ際は、どんなクラブでもダウンブロー、ボールの先にクラブ軌道の最下点がいくような値で打つことが上手く打つためのポイントになります。
フライトスコープではLow Point(最下点)というデータで数値化できるのでそこの数値を確認します。
現在のスイングでは-13.6cmという数値になっており最下点がボールより13cm手前にきています。
この数値をマイナスの数値から逃げ出し、プラスの数値が出るようになるとダウンブローでスイングできている目安になります。
これらの入射角やLow Pointの数値を適正化するための身体の動きや、リストの使い方を実際に行なっていきましょう。
フェアウェイウッドが当たるようになるポイント
意識することは簡単なことです。
フェアウェイウッドでもアイアンのようにスイングすることがダウンブローで当てるための大事なポイントです。
アイアンほど厚いターフは取りませんが、緩やかなダウンブローで打ち薄いターフを取るようなイメージで打つ意識をして下さい。
ダウンスイングのタイミングで左側にしっかりと体重をかけハンドファーストで捉えるようにして下さい。
素振りを行う際もボールよりも先の位置に最下点が来るようにスイングを心がけて下さい。
そしてクラブを下ろす時に腰の位置までグリップをキープしましょう。
ハーフウェイダウンでは水平以上にシャフトがキープ出来ていると良いです。
その後も右のリストの角度を保ったままインパクトを迎えるようにしましょう。
振り返り
上記での内容を意識した結果がこちらのスイングデータになります。
入射角が-0.1でのダウンブロー、Low Pointが0.4cm前に移動しているデータを取ることが出来ました。
最下点がボールよりも先に行くことで、ボールの芯とクラブが合致します。
それによってミート率も上がり飛距離を伸ばすことも可能になります。
このように適正な入射角になることで左下がりの傾斜地にも対応できるようになります。
先程のスイングの状態ですと、左下がりの場合ですと入射角が適正にならずチョロやトップボール、ダフリに繋がります。
小林トレーナーのダフリのミスは最下点が右にあったため、失敗した場合にはダフリに繋がり、ダフってフェースが閉じて引っかけに繋がっていたということになります。
FW攻略のポイントはアイアンほどではないですが、やや軽いダウンブローでスイングをすることです。
動画内にて実際のレッスン内容を見ることができますので、ぜひご視聴ください。
自分のスイングを客観的に把握するには
トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。