トータルゴルフフィットネス、トレーナーの谷崎です。
スイング中の頭の動きが気になったことありませんか?
また現状のスイングで頭の動きを少なくすることを取り組んでいるという方はいませんか?
頭を動かさないように意識してもなかなか変わらない、違う場所に力が入りすぎて動きに無理があるなんて事思われていませんか。
今回はそのような方々におすすめの内容である『頭を動かさない』ためのポイントをお伝えします。
動画にて内容を解説していますのでご覧ください。
目次
- なぜ頭が動いてしまうのか
1.1 直すべき箇所は?
1.2 胸椎とは? - エクササイズ紹介
2.1 『お祈りストレッチ』
2.2 『クラブを使ったお辞儀エクササイズ』
2.3 『仰向け胸椎伸展エクササイズ』 - まとめ
- ゴルフに最適な身体になるために
なぜ頭が動いてしまうのか
頭が動いてしまうエラー動作は特にアマチュアのゴルファーの方に多く見られます。
理由はさまざまあります。
- 左右への体重移動をしっかり行う意識で頭も左右に動いてしまう
- バックスイングを大きくしようとして身体が伸び上がり頭もついていってしまう
- スウェーやスライドのエラーがあり頭が移動してしまう
などたくさんの理由と絡み合って起こってしまいます。
直すべき箇所は?
上記の内容の取り組みを行ったけどなかなか治らないという方に、今回は意識されにくく忘れがちな『胸椎の伸展』という動きに着目をして行っていきます。
胸椎とは?
皆さんがイメージする背骨は、脊椎と実際には呼ばれます。
頭の付け根から骨盤まで脊椎が連なっており、上から『頚椎・胸椎・腰椎』と名付けられています。
肋骨とくっついている場所が胸椎となっています。
テーマにもなっている胸椎の伸展ができない人、猫背のような姿勢になっている人はその場で回るだけで頭は左右に動いてしまいます。
この話を聞くと、「胸を張ればいいんだ」と思うかもしれません。
ですが猫背の人が胸を張ろうとすると、腰を反って胸を張っている様に見せている動きをしてしまいます。
これでは頭の動きを改善するための胸椎の伸展の動きを作るどころか、腰痛のリスクにもなってしまいます。
腰を反らさずに胸を張ることが胸椎の伸展の動きになるのでこの動きをしっかりできる様にしていきましょう。
エクササイズ紹介
『お祈りストレッチ』
- 両膝立ちになり目の前にストレッチポールを置きます。
- ストレッチポールの上に両手を乗せポールを転がしながら手を前に伸ばします。
- 10回2セット行います。
・胸を床に近づける動きを意識します。
・お尻の位置が膝よりも前に行かないようにします。
『クラブを使ったお辞儀エクササイズ』
- 足を肩幅に開きクラブを身体の前でつきます。
- 手を前に伸ばしながら、股関節から身体を折り曲げてお辞儀をします。
- 10回2セット行います。
・胸を床に近づける様に動きます。
『仰向け胸椎伸展エクササイズ』
- ストレッチポールを横にし、肩甲骨が当たるように仰向けになります。
- 膝を曲げ両手を頭の後ろで組みます。
- 手で頭を支えながら身体を反らします。
- 10回2セット行います。
・腰が反らないようにお腹に力を入れて行います。
・腰が痛くなる方はエクササイズを中止してください。
まとめ
エクササイズはしっかり実践できましたか?
スイング中の頭の動きがあるとスイングに何か問題があるかなと考えがちになります。
スイングの問題ももちろんありますが、身体の問題が一緒になっていることがほとんどです。
意外と注目されづらい胸椎の動きをしっかり作り、頭の動きを最小限に抑えたスイング作りをしていきましょう。
今回ご紹介したエクササイズはストレッチがメインとなっています。
ゴルフの前後だけでなく、日頃から行うことを心がけてみてください。
動画にてエクササイズ解説をしていますので併せてご覧ください。
理想のスイングをするために
トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。