トータルゴルフフィットネス、トレーナーの菅原です!
今回はたくさん頂いたシニアゴルファーからの質問に答えるシリーズです。
ご紹介する質問はこちらです!
『60歳を過ぎました。寒くなるとカラダが全く動きません。簡単にできるラウンド前のストレッチを教えてください。』
とても多かった質問です。かんたんにできるやり方をご紹介いたします!
目次
- ラウンド前のウォーミングアップ
1.1 何をするべきか?
1.2 ゴルフスイング中の動きを知る - エクササイズ紹介
2.1 股関節のストレッチ(前後)
2.2 股関節のストレッチ(左右)
2.3 股関節のストレッチ(回旋)
2.4 上半身のストレッチ(前後)
2.5 体側のストレッチ
2.6 上半身のストレッチ(回旋) - まとめ
- ゴルフボディチェック
ラウンド前のウォーミングアップ
何をするべきか?
シニアゴルファーの方で、ラウンド前にどのようなことをしていけばいいか?迷う方も多いと思います。特に1月に入り本格的に寒くなってきてからは、前半ホールでカラダの動きづらさを感じてしまうと思います。
実際、私も寒くなるとどうしてもカラダの動きづらさを感じてしまいます。
そんな時こそ、しっかりとウォーミングアップをすることで、カラダの動きづらさを感じる事なく最初のホールから思い切りプレーをする事が可能になります。
要点を覚えるといろんなバリエーションでエクササイズ選択をする事ができます。
ゴルフスイング中の動きを知る
ゴルフスイングにおいて必要な動きはたくさんあります。
カラダの関節の動きでお話しさせていただくと、
このようにゴルフスイングは前と後ろの動きや横の動き、さらに回旋の動きといった4種類の動きが複合的に動くことでスイングが完成されます。
よってウォーミングアップで重要になってくるのがこの4つの動きをしっかりと取り入れるという事です。
これらの要素を取り入れたウォーミングアップをご紹介するので是非ラウンド前や練習前に取り入れてみてください。
動画で一緒に動きながら実施ができるので是非ご覧ください!
エクササイズ紹介
股関節のストレッチ(前後)
1種目目にご紹介するのは『股関節を前後に動かすストレッチ』です。- ドライバーの構えと同じ足幅で立ちます。
- お尻を前後に動かします。
- 上半身も一緒に大きく動かします。
- 10回行います。
・股関節から折り曲げるように動かします。
・腰が反ったり丸まったりしない様に、一直線にキープをしたまま動かします。
股関節のストレッチ(左右)
2種目目にご紹介するのは、『股関節を横に動かすストレッチ』です。- ドライバーの構えと同じ足幅で立ちます。
- お尻を左右に大きく動かします。
- 10回行います
・股関節を横にスライドさせるイメージで行います。
股関節のストレッチ(回旋)
3種目目にご紹介するのは『股関節を回すストレッチ』です。- ドライバーの構えと同じ足幅で立ちます。
- お尻で円を描くように大きく回します。
- 左右とも10周行います。
・左右均等に円を描くように意識します。
上半身のストレッチ(前後)
4種目目にご紹介するのは『上半身の前後の動き』です。- ドライバーの構えと同じ足幅で立ちます。
- 手を前に伸ばしながら背中を丸くします。
- 手を後ろに広げながら胸を開きます。
- 交互に10回行います。
・手を大きく動かします。
体側のストレッチ
5種目目にご紹介するのは『体側のストレッチ』です。- ドライバーの構えと同じ足幅で立ちます。
- 片腕を真上に伸ばし身体を横に倒します。
- 斜め上に手を伸ばしていきます。
- 交互に10回行います。
・手を遠くに伸ばす意識で行います。
上半身のストレッチ(回旋)
6種目目にご紹介するのは『上半身を回すストレッチ』です。- ドライバーの構えと同じ足幅で立ちます。
- 手を胸の前に伸ばし肘を曲げます。
- 水平にカラダを回します。
- 10回行います。
・顔は常に正面を向けておきます。
まとめ
ウォーミングアップエクササイズ、いかがでしたでしょうか。
冬のシーズンは寒くなりカラダが硬直しやすくなります。
その状況でゴルフをしてしまうと、カラダが思う様に動かせなかったり、怪我のリスクもとても高くなったりしますので、ウォーミングアップを少しでもやることはとても重要です。
現状のゴルフを続けられると共に、怪我なく長くゴルフライフを楽しむ事に繋がります。
今までウォーミングアップをやられてこなかった方は、是非今回のエクササイズをラウンド前、練習前に実践してみて下さい!
動画で一緒に動きながら実施ができるので是非ご覧ください。
ゴルフボディチェック
トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。