スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第396回 シニアゴルファー必見!ゴルフ寿命を延ばすストレッチ

皆さんこんにちは。トータルゴルフフィットネス代表 菅原賢です。
年齢を重ねるにつれて、身体の硬さが気になる人も多いはず。思うような動きができないと怪我を招くだけでなく、姿勢まで悪くなりゴルフにも悪影響を及ぼします。

またコロナ禍により多くのシニア層が行動を自粛し、運動不足による健康二次被害にさらされています。 末永くゴルフライフを楽しむために、そしてゴルフ寿命を延ばすために自己流ではなく正しいストレッチの方法を今回はお伝えします。ぜひ、ご覧ください。

ストレッチをする前に行う3つのゴルフボディチェック

ストレッチをする前に自分自身の身体がどのような状態にあるか確認することが大切です。

1. モモの裏の柔軟性をチェック

膝を伸ばして前屈動作
指先が地面につけば合格、
つかなければ不合格

ももの裏の柔軟性がないと、前傾姿勢をキープし続けることが難しくなる

2 体側の柔軟性をチェック

左右対称に身体を倒し、膝関節にタッチできるかどうかチェック

膝の中央に指先がつけば合格、つかなければ不合格

3. 回旋の柔軟性チェック

下半身は動かさず、
左右均等に肩を90度回旋
できていれば合格!

4. 股関節の柔軟性チェック

左右対称に股関節が内側に動くかチェック

まずは、スイングをするうえで大切な4つの柔軟性チェックがスムーズできているか確認します。
現状の身体の状態を知ることで、自分に何が足りないかを感じることができます。

ゴルフ寿命を延ばす4つのストレッチ

続いて行う4つのストレッチを毎日行うことで、柔軟性が増しゴルフスイングがしやすい身体を手に入れることができます。ぜひ、やってみましょう!

1. ももの裏のストレッチ

足をクロスしてゆっくりと前屈。
前の足で後ろ足を後方に押すイメージで。
ゆっくり足を変えて3回繰り返す。

2. 体側のストレッチ

足をクロスしてゆっくり側屈。
両手を伸ばし背伸びしながら体を倒す。
ゆっくり足を変えながら交互に3回繰り返す。

3. 捻りのストレッチ

股関節を広げ肩をゆっくり捻る。
下の肩と上の肩が垂直になるように。
交互に3回づつ繰り返す。

4. 股関節の内旋ストレッチ

両手を後ろにつき座り膝を内側へ倒す。
片側の足を膝に置き、ゆっくりと圧を加える。
股関節から捻られるイメージで左右繰り返し行う。

詳しくはぜひ、動画をご覧ください。

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
菅原 賢
菅原 賢

トータルゴルフフィットネス支配人。2022年からJGTOツアー帯同トレーナー・LPGAツアー帯同トレーナーとして数多くのプロゴルファーを優勝に導く。2007年には、ゴルファーを一生涯ゴルフができる環境を作りたいと「トータルゴルフフィットネス」を東京新宿に設立。アマチュアからプロゴルファーのゴルフフィットネスの聖地として数多くのゴルファーから支持されている。JOC日本オリンピック委員会医科学強化スタッフとしてアスリートを指導している。

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