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スタッフコラム
「ゴルフボディを作る」

STAFF COLUMN

第392回 アドレスで得する人・損する人

みなさん、こんにちは。トータルゴルフフィットネストレーナーの小宮諒です。
自分がどのようなアドレス姿勢になっているか把握していますか?
そして、そのアドレス姿勢はどんな影響を及ぼすのか把握していますか?

今回はアドレス姿勢を3つに分類して、身体にどのような影響があるのかをご紹介させていただきます。

3種類のアドレス姿勢を左側から説明させていただきます。
左から順に
「ニュートラル姿勢」
「S字姿勢」
「C字姿勢」

という名前のアドレス姿勢になります。

今回のテーマの得する人は「ニュートラル姿勢」の方になります!
ではなぜS字姿勢やC字姿勢は損をしてしまうかのご説明をさせていただきます。

筋肉のバランスが起こって崩れてしまうのが、この2つのアドレスです。
S字姿勢の方は股関節周辺の筋肉のバランスが崩れてしまい、反り腰のような姿勢になってしまいます。
この姿勢ですと、腰痛になるリスクがとても大きいです。
この姿勢になっている方が実は25%もいるという状態です。

C字姿勢の方は胸周りの筋肉の影響を強く受けています。
猫背のように見えるのがこの姿勢の代表的な形です。
この状態ですと、身体の回旋能力がとても減少してしまいます。
それにより、肩の痛みや肘の痛み、腰の痛みまでも繋がってしまう可能性があります。
こちらの姿勢はゴルファーの33%の方がなっていると言われています。

このようにS字姿勢やC字姿勢の状態になっていても得することはありません!
是非エクササイズをすることにより損することだらけの姿勢を辞め、得するアドレス姿勢を目指しゴルフ生活をもっと充実させましょう!

S字姿勢改善エクササイズ

1. クロスボディストレッチ(腰・腿裏のストレッチ)

  1. 仰向けになり手を横に広げ片足を真上に伸ばしましょう。
    膝は軽く曲げている状態で構いません。
  2. 上げている足を反対側に倒していきます。
  3. 開始姿勢まで戻しましょう。

※上げている足側の肩が床から離れないように注意してください

2. クワドストレッチ(太腿前のストレッチ)

  1. 肩膝立ちになり、後ろ足を椅子にかけましょう。
  2. 頭から膝まで一直線の状態を保ったまま両手を上に伸ばしていきます。

※腰が反らないように骨盤を少し丸めるような姿勢を意識してください

C字姿勢改善エクササイズ

1. オープンブック(胸周りのストレッチ)

  1. 横向きで寝転がり、上の膝を90度に曲げ下側の手で膝を押さえます。
  2. 上側の手を前に伸ばし、反対側に大きく開いていきます。
  3. 肩が上がってこないように、耳と肩を遠ざけておきましょう。

2. プローンA

  1. うつ伏せになり両手を斜めに下に置き掌を外に向けます。
  2. 顎を引き鎖骨が床から離れるところまで上体を上げてキープします。
  3. 親指を天井方向に向け掌を外に向けたまま両腕を持ち上げましょう。

※顎は引いたままをキープします

他にもご自宅でできる姿勢改善エクササイズをご紹介していますので、是非下記の動画をチェックしてください!

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

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小宮 諒

東京スポーツ・レクリエーション専門学校卒業。在学中に地域密着型スポーツクラブを選択し、ジュニアから高齢者、アスリートなど幅広いお客様の評価、トレーニング指導を経験し様々な痛みやパフォーマンスアップを担当。その人にあったトレーニングを提供することによりゴルフの結果だけではなくトレーニングの楽しさや素晴らしさ、変化などを実感してもらえることをテーマにしている。

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