スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第390回 ゴルフトレーニング Best20(後編)

みなさんこんにちは!トレーナーの江澤彬です。

ゴルフのためのトレーニングを始めたいけど何をしていいのか分からない方に、私がオススメする20種目を前編、後編の2回に分けてご紹介します。

まずゴルフトレーニングの目的を理解しましょう。
ゴルフトレーニングの目的はゴルフの動きを鍛えることです。ゴルフに必要な動きができるようにすること、動きの質をあげることが重要です。

ゴルフトレーニングを始める際には4つのポイントを押さえておきましょう!
後編はポイント3、4の説明をしていきます。

ポイント3 腹斜筋の強化

ゴルフで一番重要な筋肉はどこか?と聞かれたら腹斜筋です!
腹筋には腹直筋、腹斜筋、腹横筋などいくつかあり、体幹が大事と言われますが、その中でも捻りや骨盤の動きに大きく関わる腹斜筋は特に大事になります。日常的にすごく使う部分ではないので、弱い方が非常に多いのでしっかりトレーニングしていきましょう。腹斜筋強化のエクササイズを5つご紹介します。

オブリークプランク

うつ伏せになり下半身を捻り持ち上げます。
肋骨と骨盤を近づけるようにすると効果的です。

プランクw /ローテーション

プランクポジションから片手を天井に向けて伸ばします。
指先を見ながら回旋しましょう。

サイドプランクw /ADD

横向きになり上の脚を伸ばしサイドプランクをします。
脇腹と内転筋を鍛えることができます。

アンチローテーションプレス

ケーブルやチューブを利用します。横から引っ張られる力に対して体がブレないようにしましょう。

ホリゾンタルチョップ

ケーブルやチューブを利用します。下半身は動かさないようにして上半身を回旋させます。

ポイント4 オブリークスリングの強化

体幹の筋肉には斜めの繋がりがあり、これをオブリークスリングと言います。前側をアンテリアオブリークスリング、後ろ側をポステリアオブリークスリングと言います。回旋動作においてこの繋がりが非常に大事です。
スリングラインのエクササイズを5つご紹介します。

バードドッグ

前側と後ろ側の両方のスリングラインが使えるエクササイズです。
四つ這いになり対角線で手足を伸ばします。

1Aプッシュw /ニーアップ

ケーブルやチューブを利用します。片手で押す動作と同時に片足で立ち上がります。

1Aプルw /ニーアップ

ケーブルやチューブを利用します。片手で引く動作と同時に片足で立ち上がります。

バックランジ&ニーアップw /ツイスト

重りを持って行います。足を後ろに引いてしゃがみ(バックランジ)捻り、片足で立ち上がりながら反対に捻ります。

バックランジw /ダイアゴナルリフト

重りを持って行います。足を後ろに引いてしゃがみ(バックランジ)捻り、斜め上に持ち上げます。

以上が私がオススメするゴルフトレーニングになります。動画では、より詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
江澤 彬
江澤 彬

スポーツの世界で様々な競技、チームでトレーナーとして関わり、甲子園出場校のトレーナーや女子プロゴルフツアー帯同トレーナーとして賞金女王のサポートなど行う。またパーソナルトレーナーとして多くの会社経営者、著名人、アーティスト、アスリートのサポートをしている。トータルゴルフフィットネスではテクニカルマネージャーとして「より長く、より上手く」をコンセプトにゴルファーの健康とパフォーマンスに貢献するサービスの提供と、選手育成担当として世界に通用する自己管理能力の高いアスリートゴルファー育成に尽力している。

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