スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第379回 熱中症対策シリーズ 〜夏ラウンドは準備が大切〜

今回は、夏ラウンドに向けての準備と対策についてお伝えいたします。

1. ラウンドでは、深部体温を下げることを心がけましょう。

最も、手軽に深部体温を下げる方法は、手のひらを冷却することが、最近のリサーチではわかっています。
この方法は、多くのスポーツチームなどでも導入されており、休憩中に選手たちがバケツに手を入れて冷却している光景をみることができます。

少し冷たいと感じる冷水に浸けると良いですが、ラウンド中などの場合は流水で手を洗うことでも、一定の効果があります。

2. 飲み物に関しては、アイススラリーという飲める氷状のドリンクがあります。

アイススラリーは、胃腸に負担をかけることなく、深部体温を直接下げる効果があります。
手に入らない場合は、冷たすぎない、飲みすぎない、を条件に冷たいスポーツドリンクなどを、1ホールごとや1ショットに少しずつこまめに飲むようにしましょう。

3. 暑さに慣れておく

暑さに慣れずに夏を迎えるのは、毛細血管や汗腺が開いてなく、体内の熱を放出する機能が低いため、危険です。
対策として、直射日光を避け、水分補給をしながらジョギングをしたり、ストレッチで筋肉や血管の柔軟性を高めたり、水分補給をしながらのサウナや入浴で汗をかくことも一定の効果があります。

☆体内の水分量は尿の色で判断できます。
少し濃いなと思ったときは既に脱水が始まっているので、速やかにコップ1杯の水分をとりましょう。
運動中は、2杯分をとってください。

☆無理をしない、我慢しない
今日はかなり暑そうだ、ちょっときついな、というときは勇気をもって、運動を中止しましょう。

熱中症を予防するには適切な知識と夏前からの準備が必要です!

準備と対策を心がけて、健康で楽しいゴルフライフをお楽しみください!

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