スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第342回 スムーズな重心移動を可能にする股関節の動き Ⅳ

こんにちは、
股関節と体幹トレーニングのスペシャリスト小林和仁です。

4回にわたり紹介してきました「スイングにおけるスムーズな重心移動を可能にする股関節の動き」最終回は動きをより実践的に仕上げていきたいと思います!

①股関節スライドの動き

股関節を柔軟に動かし重心(身体)を左右に移動させます、骨盤が捻じれたりしないよう水平に動かします、淡白な動きから粘りのある動きに変えていきます。

②実践的な動きへ

左右スライドの動きに上半身の捻りをプラスしていきます、右捻りのテークバック場面では右脚に体重を乗せます、ダウンスイングでは両脚に乗ったスクエア場面を通過してフィニッシュでは左脚に体重が移動します、右脚〜スクエア〜左脚へと重心をスムーズに移動させましょう。

ポイントを整理してみましょう

  1. 体重がどっちの脚に乗っているかを意識します。
  2. 股関節外旋と内旋の動きを確認します。
  3. テークバック\右脚体重→スクエア\両脚体重→フィニッシュ\左脚体重。
  4. 左右スライドの動きに上体の捻りをプラスして実践的な動きへ。

「スムーズな重心移動を可能にする股関節の動き」いかがでしたか。今回のコラムが皆さまのより良いスイングのお役に立てることを祈っています。

股関節と体幹トレーニングのスペシャリスト、小林和仁でした。

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
小林 和仁
小林 和仁

長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動テクニックをゴルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、ひねりの動作等、「柔軟でスマートな身体の動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。

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