スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第258回 飛距離アップの為のウェーブリング活用プログラム 4

パフォーマンスを上げスコアーアップに繋げるために、出来るだけスイング中に動かそうという意識を排除したいものです。
スイングは一瞬ですから、リズムを重視できるアドレスをしましょう。
今日は、そのアドレスの取り方と呼吸のポイントについてです。

アドレスに入るまでに肩のポジションを決めましょう。
両肩を外回しにして、肩と腕が独立して連動しやすい状態を作ります。
脇は挟むような形で閉めないように注意してください(脇の締め方に関しては是非レッスンでご相談ください)。

股関節から骨盤前傾
このようにウェーブリングは様々な箇所にフィットし、身体の部位の認識を助けてくれます。
腰から曲げてしまう方は試してみてください

肩を外旋させ、骨盤前傾をとると腰椎が反ります。
ここがポイントです。ここまでやってきた腹圧を入れる呼吸を行いましょう。
横隔膜が下がり、背中が軽く膨らみ、お腹に圧が入ります

この状態が作れると、自然と重心が下に下がり、膝で踏ん張らなくても足がどっしりと安定することがわかっていただけると思います。

下半身の安定は、膝や足の力で踏ん張るのではなく、重心が下がることにより足裏がしっかり地面を捉えます。

最後に、落ちやすい頭を良いポジションへ持っていきます。
頚椎の一番と呼ばれる骨を斜め上方へ押すように引き上げましょう。

使えるエロンゲーションが出来上がり、安定感があり軸のブレない力を伝達しやすいスイングに繋がります。
テイクバック時に、力がしっかり生めている感が感じられると思います。
もし、下半身の目覚めがもう一つ欲しい方は、リングを股に挟み後ろから軽く引きながらカーフレイズを行ってみてください。

内転筋群を目覚めさせることができ、このアドレスからテイクバックに入ると、しっかり上半身と下半身が分離して連動し力を生み出すことが感じられるかと思います

是非試してみてください。

スイングに於いては、どこかを意識的に動かさず身体自体の体感覚を目覚めさせることで、イメージした動きが伝達されやすい状態にあり、またスイング後にフィードバックがきやすい状態を作ることをお勧めします。

4週に渡りウェーブリングを活用したコラムを書かせていただきました。
実際には、少しの角度や感覚の捉え方コツなどもあります。

今回もお読みくださりありがとうございました。

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

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