トレーナーの谷崎です。
今回は上半身の回旋可動域を獲得するエクササイズをご紹介します。
動かす関節をしっかり意識し、できるだけ大きく同じ動作を反復します。動きの中で可動域を獲得していく方法です。
猫背や反り腰など脊柱のアライメントが整っていない場合は、このエクササイズよりも前に実施すべきエクササイズがありますが、それは次回以降ご紹介します。
まずは現状どの程度回旋できるのかをチェックすることも兼ねて以下のエクササイズをやってみましょう。
まず四つ這いになって片手を耳の後ろにそえます。その肘をいったん床に向けて、そこから天井に向けていきます。上半身をひねって片側に開いていくイメージで行ってみましょう。
左右10回ずつです。
次に片膝立ちで上半身を回旋します。
ゴルフクラブを用意し両手で持ってグリップエンドに手のひらを当てて、反対の手はシャフト部分を握ります。
足は片膝立ちです。グリップエンド側の足を前に出して、反対の足は後ろです。両膝が90度に曲がるようにセットしましょう。
その状態からグリップエンド側に上半身をひねります。慣れてきたらリズムよく、ある程度の勢いとともに回旋しましょう。上半身とともに下半身が動かないように注意するのがポイントです。それと、目線はいつも正面に向けておくようにしましょう。
左右各10回ずつです。
ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
詳しくはこちら
谷崎 美樹
トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、柔道整復師。
ファンクショナルトレーニングで効率よくゴルフボディを作ることを得意としており、プロゴルファーからアマチュアゴルファー、ジュニアゴルファーまで幅広く指導中。また整形外科でリハビリテーションを担当していた経験から痛みのある方へのトレーニング指導も行っている。自身もゴルフが好きでベストスコアは70台。
コラム一覧へ