スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第238回 飛距離アップの為のゴルフマッスルトレーニング〜理論編〜

こんにちは、トレーナーの江澤彬です。
今月はゴルフマッスルトレーニングというテーマで、飛距離アップに必要な筋肉を鍛える為のトレーニングをご紹介していきます。

まず飛距離アップする為には、ボール初速を上げる必要があります。
ボール初速はヘッドスピードだけでなくミート率を上げる事と、インパクト時にどれだけボールに「圧力」を掛けられるかが重要です。
強い圧をボールに与える為には力強く体幹部分をねじる事と、そのパワーを逃がさずに動ききる事が必要です。

そこで、鍛えていきたいのは、Posterior oblique system【以下POS(左)】とAnterior oblique system【以下AOS(右)】と言われる体幹の回旋に関わる筋連鎖です。

POSは体幹後方の広背筋と殿筋の繋がりから成る筋連鎖です。
AOSは体幹前方の腹斜筋と内転筋の繋がりから成る筋連鎖です。
このPOSとAOSという筋連鎖がスムーズに力強く働くことで回旋パワーが発揮されます。

次回からはこのPOSとAOSという筋連鎖を鍛えるトレーニングを紹介していきます。

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
江澤 彬
江澤 彬

スポーツの世界で様々な競技、チームでトレーナーとして関わり、甲子園出場校のトレーナーや女子プロゴルフツアー帯同トレーナーとして賞金女王のサポートなど行う。またパーソナルトレーナーとして多くの会社経営者、著名人、アーティスト、アスリートのサポートをしている。トータルゴルフフィットネスではテクニカルマネージャーとして「より長く、より上手く」をコンセプトにゴルファーの健康とパフォーマンスに貢献するサービスの提供と、選手育成担当として世界に通用する自己管理能力の高いアスリートゴルファー育成に尽力している。

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