2回目のセルフで出来る痛みの改善方法、治療方法、コンディショニングは肩甲骨に注目した肩関節の動きの改善編です。
前回の大胸筋リリースで大胸筋を緩めてから、合わせて行うのもより効果的です。
今回のストレッチも、ただ肩を動かすだけでなく、胸郭、肩甲骨、肩関節とつながりを意識して動かすことが重要です。
特に胸郭(肋骨)の上を肩甲骨がすべるイメージがこのストレッチのキーポイントです。
肩甲骨と胸郭からなる肩甲胸郭関節の可動性は、首の痛みともすごく関係があります。 この関節の可動性を出すことがとても重要になってきますが、まず、肩甲骨の動きの硬さがある方が多いです。
今回紹介するストレッチは、肩甲骨が胸郭の上を滑走する感覚と、動きを改善することを目的、狙いとしたストレッチです。是非試してみてください。
1. 横向きで上側の足は股関節・膝関節を90度に曲げ、
同じく上側の腕をだらんと力を抜いて伸ばします。
同じく上側の腕をだらんと力を抜いて伸ばします。
2. 肩甲骨から腕を真っ直ぐに伸ばします。
3. 伸ばした状態から腕を大きく5周ずつ前、後ろに回します。
下半身(骨盤)が動かないように注意しましょう。
下半身(骨盤)が動かないように注意しましょう。
*痛みがある場合は無理に行わない
4. 反対の肩の動きとバンザイなどで比べてみてください。
*同じく首を左右に倒す動きも比べてみてください。
*同じく首を左右に倒す動きも比べてみてください。