スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第206回 SFMAを利用したゴルフボディチェック 〜脊柱編その2〜

皆さんこんにちは、トレーナーの捧花奈です。
今月は簡単にチェックできるSFMAをゴルフに絡めてご紹介しております。

SFMA (Selective Functional Movement Assessment)とは
体に痛みがある人に対して7つの動作パターンを評価し、症状の原因を見つけるための評価方法です。

第4回目は【脊柱編その2】です

今回は脊柱の伸展(後屈)の動きのテストを行っていきます。

<後屈テスト>
  1. 足を揃えて立ち、両手を挙げる
  2. ゆっくりと後ろに反ってゆく

POINT:勢いよく行わない、腰を反らしすぎない

上前腸骨棘(前の骨盤のでっぱり)がつま先よりも前にあり、肩甲骨の下角(肩甲骨の下のでっぱり)が踵よりも後ろにあればクリア◎

このテストでクリア出来なかった場合のエクササイズは下記の通りです。
※痛みがある場合は行わないでください
※回数はゆっくりと呼吸をしながら各10回行ってください

A、胸椎伸展エクササイズ

① つま先を立てた状態で正座をする
② ストレッチポールの上に肩幅に開いた手を乗せる
③ 息を吐きながらストレッチポールをなるべく遠くに転がす

POINT:胸を床に着けるイメージで踵からお尻をなるべく離さないようにする

地面でもできますが、今回はTGFにあるフレキサビリティマシンでストレッチしていきます!

B

① 左足を台の上に乗せ、右膝をクッションに乗せる
② 黄色いバーを引き右の股関節の前が1番伸びるところでバーを離す
③ 右手を高く上げ、少し左に傾ける
④ 反対側も同様に行う

POINT:腰を反らさないようにお腹を意識させる

無理のない範囲でエクササイズしていきましょう!
来週でSFMAゴルフボディチェック最後です!

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

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