みなさんこんにちは。トレーナーの小林彩佳です。
今月のコラムは、身体の制限に対してのセルフケアをご紹介します。
今回はストレートネックや頸椎の伸展に対するセルフケアをご紹介します。
ストレートネックはゴルファーに多いですが、日常生活で首に傷害を抱えている方は多いと思います。首が痛い、上手く回せないなど・・・
多い原因として考えられるのが、アドレスの姿勢です。
立位姿勢から股関節を曲げ前傾位にアドレスを構えます。
この時に股関節からではなく膝から曲げたり、背中を丸めてアドレスを構えようとすると、骨盤の傾きがずれ、首にも負担がかかるアドレス姿勢になります。
結果、無理な姿勢のままスイングを続けると、首への負担が多くなり痛みの原因にもなるので、首のセルフケアをしっかりとやってみましょう!!
■用意するもの
- フェイスタオル
1. タオルを斜めに折る
2. 可動域をチェックする
椅子に座り、首の可動域をチェックします。
姿勢を正したまま首だけを後ろに倒し、見える範囲を目でチェックしましょう。
3. 首の後ろにあてる
タオルをしっかりと首の後ろにあててタオルの端を持ちます。
この時髪の毛が首とタオルの間に入らないように気を付けます。
4. 前方方向にタオルを引っ張る
タオルは前方方向に引っ張りながら、首を後ろに倒します。
3〜5秒引っ張りながらキープ!!この動作を5回繰り返し行います。
5. 最後に可動域のチェック
最初のチェックと同じ姿勢でチェックしてみましょう。
このように可動域が上がることにより、スイング中の首への負担も軽減しますので、ラウンド前や練習前にストレッチを行ってみて下さい。
注意点
- 痺れや強い痛みがあるときには無理にやらない。
- 首の骨は脆弱なので力一杯やらない。