こんにちは。トレーナーの谷崎です。
ゴルファーのための「腰痛」ストレッチ方法、前回からの続きで、今回は骨盤前傾型のためのストレッチをご紹介します。
チェック方法は、前回「第14回 ゴルフで腰痛になる人のためのストレッチ (1)」をご覧くださいね。
骨盤後傾型のためのストレッチ
骨盤前傾の場合は、一見姿勢が良さそうに見えますが、腰が反りすぎているため、腰の筋肉が緊張状態になります。
これは腰痛が起こりやすい状態です。
骨盤が前に傾き、腹筋が弱くなります。腸腰筋の硬さも骨盤前傾を助長します。
是非ストレッチを続けてみてください!
1. 腸腰筋のストレッチ 脚を前後に開き腰を落とします。前脚に体重を乗せていきます。後ろ脚の太もも前側のつけ根、鼠径部のあたりが伸びるように行います。両脚とも行います。伸ばす時間は約10秒です。 | |
2. 腰のストレッチ 仰向けに寝て、両膝を抱えます。膝を自分の胸に近づけるようにグッと抱え込みましょう。自分が丸くなるようなイメージでおしりが少し床から離れるくらいまで行いましょう。「10数えて、ゆるめて」を3回繰り返します。 | |
3. だるまローリング 体育座りの姿勢から、膝を抱えたまま後方に転がります。身体をCの字に丸めたまま、あまり反動を使わないようにしてそのまま起き上がります。10回行いましょう。 | |
4. 臀部のトレーニング 四つ這いの姿勢になり、片脚を後ろへ伸ばします。踵で後ろの壁を蹴るようなイメージで行いましょう。左右各10回ずつ3セット行います。 | |
5. 骨盤を傾けるトレーニング 椅子に座り骨盤を触りながら骨盤を前後に傾けます。後ろに傾けるときは、仙骨を座面につける感じです。このとき腹筋を使います。前に傾けるときは、胸を張って腰を反らすようなイメージです。10回行いましょう。 |