トータルゴルフフィットネス ゴルフコーチ兼パーソナルトレーナーの荒谷です。
今回は、「アーリーリリース」についてご紹介をさせていただきます。
アーリーリリースとは、インパクトの瞬間に
『手元よりもクラブが前に来てしまっていること』をアーリーリリースと呼びます。
ゴルフスイングにおいて、必ずクラブのリリースは行いますがリリースのタイミングが早くなってはいけません。
アーリーリリースをしてしまうと最下点が安定しないことからダフリやトップなどのインパクトが安定せずにミート率の低下が起こります。
そしてクラブの自然な動きがなくなるため飛距離ロスにも繋がります。
では、なぜアーリーリリースを招いてしまうのか原因からご説明させていただきます。
アーリーリリースになる原因は、『手首のほどけるタイミングが早い』ことにあります。
手首が解けるのが早くなる原因は、右手でクラブを強く押しすぎてしまっていることにあります。
その他にも、『振り遅れ』の現象もアーリーリリースを作る原因にもなります。
身体の早い回転に手元が遅れすぎていることによってリリースを早くしタイミングを合わせることによってアーリーリリースは生まれてしまいます。
それではこの2つに対しての改善ドリルをご紹介します。
詳しい改善方法は動画でも説明していますので併せてご覧ください。
目次
アーリーリリース改善ドリル紹介
手首のほどけるタイミングが早い方の改善ドリル
まずは『手首のほどけるタイミング』早い方へ向けたドリルのご紹介です。
このドリルの必ず守っていただきたいことは、
『ハーフスイング・スリークウォーター』から練習を行ってください。
- アドレスを構えバックスイングを行います
- ハーフの位置で止めます
- これ以上に高さを上げないままボールを打ちます
★ポイント★
①バックスイングを上げた際に右手首の角度が常に作られていることを確認してください
②スイング中はバックスイングの際に作られた右手首の角度を常に維持したままスイングを行います
③インパクトの後にクラブと自分が水平になっていることを確認してください
振り遅れてしまう方への改善ドリル
続いては『振り遅れてしまう方向け』のドリルです。
このドリルではタオルを使用しますのでご用意ください。
- アドレスを作り両脇でタオルを挟みます
- タオルが落ちないようにスイングします
★ポイント★
・タオルが落ちないようにすることで手元が常に身体の正面に位置することで振り遅れを防ぐことができます。
まとめ
今回はアーリーリリースの原因と改善方法をご紹介しました。
アーリーリリース1つにしても原因はこのように2つ、それ以上あります。
片方の改善方法で治らなければ他の改善方法を試してみることをお勧めします。
何パターンか試してみて一向に変化がない場合はスイングしくる以外の面に注目をしていただきたいです。
スイングスキル以外の部分だと、フィジカルかイクイップメントです。
アーリーリリースの場合、フィジカルであれば腕の筋力や体幹部の筋力などが考えることができます。
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