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「ゴルフボディを作る」

STAFF COLUMN

第716回 シャフトクロスの原因と解消法!正しいスイングプレーンを手に入れよう!

トータルゴルフフィットネス トレーナーの谷崎です。

 

今回はシャフトクロスについて原因と解決方法をご紹介します。

 

シャフトクロスとは、トップのポジションでシャフトがターゲットラインとクロスしてしまう現象のことを言います。

通常ですとシャフトはターゲットラインと並行あるいはクロスしないのが理想です。

シャフトクロスしてしまったスイングになると、トップのポジションで手と頭の距離がとても近くになります。

ここからダウンスイングが始まると、アウトサイドインの軌道になりやすいです。

手が頭から遠い位置にあることによってインサイドからクラブを振りやすくなります。

このようにシャフトクロスをしてしまうことで、誤ったスイングプレーンを招いてしまいます。

その結果、ミート率の低下や再現性の低下、方向性や安定性の低下など様々なスイングでのデメリットが生まれてしまいます。

シャフトクロスについてより詳しく理解したい方は動画をご覧ください。

 

シャフトクロスの原因

左手首が甲側に折れる

手首や腕が過剰に動きすぎることでシャフトがクロスしやすくなります。

左手首が甲側に曲がることによってもシャフトがクロスしやすくなるので鏡を見ながら何度も修正を繰り返してみてください。

 

右脇が開きすぎてしまう

この動きも動画や鏡で動きを確認することができます。

この動きが気になる方は「蕎麦屋の出前ドリル」を実践してみてください。

下記にて改善ドリルはご紹介しますので後ほどご覧ください。

 

カラダの回転不足

上半身が十分に回旋できていないとクラブが理想の位置に収まりません。

十分に回さないでクラブだけ高い位置に移動させると腕とカラダの同調が失われて、手だけのスイングになりやすいです。

 

シャフトクロス改善ドリル

蕎麦屋の出前ドリル

  1. アドレス姿勢を作り右手を胸の前で曲げ手の平を上向きにします
  2. 右手の上に本やタオルを乗せます
  3. 右手の上に乗せた物が落ちないようにテイクバックの形を作ります

★ポイント★

・この動きを可能にすることによって右脇が自然と閉まって動かすことができます

 

同調回転ドリル

  1. アドレス姿勢を作りカラダの正面でクラブを持ちます
  2. 手の位置は胸の前にしたまま上半身を右に回します

★ポイント★

・手の動きが先行しないように行います

このドリルと並行して手の動きや脇の開きが過度になっていないか確認しながら行ってみてください。

オーバースイングであった人はもしかしたら少し窮屈なスイングに感じるかもしれません。

まずはコンパクトなスイングに慣れていきましょう。

大きなスイングにしたい場合はカラダの柔軟性をより上げることが近道です。

ゴルフクラブを扱うのが上手な方は、大きなバックスイングをしていてもシャフトクロスをしていても正しい軌道に戻すことができます。

そのためには高度な技術が必要になります。

 

まとめ

今回はシャフトクロスについての解説をしました。

シャフトクロスはスイングにおいて大きな問題を起こしますが原因を知り正しい対策をとれば必ず解決することができます。

今回ご紹介したポイントに注目をして改善の取り組みをしてみてください。

 

スイングを根本解決するために!

トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。

『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。

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谷崎 美樹写真

谷崎 美樹

トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、柔道整復師。
ファンクショナルトレーニングで効率よくゴルフボディを作ることを得意としており、プロゴルファーからアマチュアゴルファー、ジュニアゴルファーまで幅広く指導中。また整形外科でリハビリテーションを担当していた経験から痛みのある方へのトレーニング指導も行っている。自身もゴルフが好きでベストスコアは70台。

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