トータルゴルフフィットネス トレーナーの小宮です。
今回はゲストをお呼びして当クラブで行っているゴルフボディチェック体験を実際に体験していただこうと思います。
当クラブが行っているゴルフボディチェック体験の目的としては、その人のゴルフの悩みとなっているボトルネックを見つけるために行っています。
ゴルフでの問題は基本的に「フィジカル・スキル・イクイップメント」の3つのどれかのエラーによって発生していると言われています。
ゴルフボディチェックでは、トレーナーとゴルフコーチが連携してこの3つの要素のどこに問題があるかを連携して測定をする事ができます。
それによりゴルファーの悩みを最短で解決する事ができるのです。
ゴルフボディチェックの流れとしては
- カウンセリング
ゴルファーの悩みを細かくヒアリングします
- ゴルフボディチェック
TPI(Titleist Performance Institute)をベースとした9つのカラダの評価をします。
- スイングチェック
弾道分析器、動作分析器を使用してスイングをチェックします。
- トレーニング
ゴルフボディチェックとスイングチェックをもとにスイング改善ができるトレーニングを実施します。
という4つの流れで実施します。
この流れを実施することによって、ゴルフの悩みをフィジカル面とスキル面の両方のアプローチをする事ができ、ゴルファーの悩みを最短で解決することを可能にします。
そして本日のゴルフボディチェックを受けていただくゲストさんは「まこめろさん」です。
まこめろさんはご自身でゴルフの内容のYouTubeなどをしている方です。
インスタグラムやYouTubeもたくさんやられているので気になる方は是非検索をしてみてください。
それでは実際にゴルフボディチェック体験の中身をご紹介します。
動画にてゴルフボディチェック体験の実際の様子をご覧にできますので併せてご覧ください。
目次
ヒアリング
Q1. トレーニングをしていこうと思ったきっかけはなんですか?
まこめろさん )
元々トレーニングを全くした事がなくプロゴルファーの方々が行っているのをみて飛距離アップや軸ブレの改善のためにやってみようと思いました。
Q2. トレーニングを行うことでどのような効果を期待していますか?
まこめろさん )
現状のドライバーの飛距離が200yなので240yまで飛距離アップをしたいです。
そして2打目でのパーオン率を上げていきたいと思っています。
では飛距離アップのためにどのようなカラダの要素が必要なのかを判断するためにゴルフボディチェックを実施してみましょう。
ゴルフボディチェック
アドレスチェック
〈やり方〉
- 5番アイアンのイメージでアドレス姿勢を作ります
〈合格ポイント〉
・胸の丸まりや腰の反りがなく背中が一直線になっていれば合格
骨盤の動きテスト
〈やり方〉
- 5番アイアンでのドレス姿勢を作り両手を胸の前でクロスします
- 骨盤を前傾(骨盤を反らす動き)と後継(骨盤を丸める)の動きを繰り返します
〈合格ポイント〉
・骨盤を動かした際にスムーズに動かす事ができていたら合格
骨盤の回旋の動きテスト
〈やり方〉
- 5番アイアンのイメージでアドレス姿勢を作り両手を胸の前でクロスします
- 骨盤のみ左右に捻ります
〈合格ポイント〉
・上半身が全く動かずに骨盤を左右45度動かせていたら合格
上半身の回旋テスト
〈やり方〉
- 5番アイアンイメージでアドレス姿勢を作り両手を胸の前でクロスします
- 下半身が動かないまま上半身を左右に捻ります
〈合格ポイント〉
・下半身が全く動かずに上半身を左右45度動かせていたら合格
バランステスト
〈やり方〉
- 片足立ちになり上げた足は腿が床と並行にします
- 片足立ちのまま目を瞑り姿勢が崩れないようにキープします
〈合格ポイント〉
・開始姿勢が崩れずに25秒以上キープできたら合格
股関節の柔軟性テスト
〈やり方〉
- 両足を揃えて立ち姿勢を作ります
- つま先を触るように前屈します
〈合格ポイント〉
・膝が伸びたままつま先に触る事ができたら合格
肩の柔軟性テスト
〈やり方〉
- 立位になり片手を真横に伸ばします
- 肘を90度に曲げ指先を正面に向けます
- 肘の位置を変えずに手元を後ろ方向に捻ります
〈合格ポイント〉
・背骨の角度よりも後ろに前腕が傾いていたら合格
お尻の筋力テスト
〈やり方〉
- 仰向けになり足を揃えて膝を立てます
- 手を正面に伸ばしお尻を持ち上げます
- 片足をまっすぐ伸ばし10秒キープします
〈合格ポイント〉
・お尻の位置が下がる事なくキープできたら合格
股関節の回旋可動域テスト
〈やり方〉
- 片足を一歩後ろに引きつま先を立てます
- 前足側の軸にして左右に骨盤を捻ります
〈合格ポイント〉
・左右60度以上回線できていれば合格
広背筋のテスト
〈やり方〉
- 頭、背中、お尻を壁につけ腰を落とします
- 腰にアライメントスティックを挟みます
- 両肘が曲がらないように手を頭の上まで上げます
〈合格ポイント〉
・アライメントスティックを落とす事なく肘が伸びたまま両手を上に上げる事ができたら合格
スイングチェック
それではスイングチェックは当クラブの荒谷ゴルフコーチが担当します。
まずは7番アイアンを使用してスイングチェックを行っていきます。
現状の7番アイアンの飛距離が130yなので140yに上げることを目的としていきましょう。
荒谷コーチが注目したのはスイングの右足の使い方です。
まこめろさんのスイングの場合、インパクトの際に右足の膝が曲がった状態になっています。
飛距離を飛ばす人の特徴としては、インパクトの際に右膝が伸びているスイングをします。
この点で力のロスをしてしまい飛距離を失っている状態です。
このような方はインパクトバッグをベタ足のまま強く叩く練習を始めましょう。
この練習を実施することによってクラブがスムーズに走ってくれるようになります。
その結果クラブの動きを最大限利用でき飛距離アップを目指す事ができます。
この練習を重ねることで実際のスイング時にも右膝が曲がることなくスイングすることを可能にして飛距離も更なる高みを目指すことが可能になります。
まとめ
これでゴルフボディチェックとスイングチェックが完了しました。
それではカラダとスイングを結びつけてまこめろさんの状態をご説明します。
スイングチェックの際に指摘のあった右膝が曲がってしまうことは、カラダの状態に結びついています。
股関節の回旋可動域に制限があります。(骨盤の回旋の動きチェック)
この状態であると股関節を捻りたくても捻る事ができずに、代わりに膝を曲げながら内側に捻ることによって下半身の回旋の動きをカバーしてしまっています。
この股関節の可動域を向上させることによって、上半身と下半身の捻転差を作り出すことも可能にします。
その結果さらに腹筋群を使う事ができ更なる飛距離アップも可能にする事ができるため、まずは下半身の柔軟性向上のエクササイズと分離エクササイズを行うことがまこめろさんにとって最大のゴルフトレーニングになります。
ゴルフトレーニング編においては「まこめろGOLFチャンネル」にて動画を公開していますので是非ご覧ください。
このように当クラブでは、カラダの専門家であるトレーナーとゴルフスイングの専門家であるゴルフコーチが一体となり悩めるゴルファーの悩みを最短で解決できるご提案をしています。
悩みの原因はカラダの問題だけではありませんしスキルだけの問題でもありません。
さまざまな原因が複雑に絡み合っているためゴルフボディチェック体験のようにさまざまな方面から分析をする事がとても大切です。
現状のスイングの悩める点の原因が詳しく知りたい方は是非当クラブのゴルフボディチェック体験をご利用してみてください。
自分に最適なゴルフトレーニングを行うために!
トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。
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