トータルゴルフフィットネス トレーナーの谷崎です。
今回は、意外と間違えやすい身体の回し方について解説をさせていただきます。
ゴルフスイングは回旋動作が行われるスポーツです。
回旋運動はまっすぐになって行うととてもわかりやすいですが、ゴルフの場合には身体を前傾させて行います。
この前傾姿勢での回旋運動が動きを複雑にしている理由の1つです。
ここで動きの勘違いをしてしまう方が多くいらっしゃいます。
ゴルフスイングで起こりやすい勘違いのエラーを詳しく確認したい方は動画をご覧ください。
目次
まず身体を回すときに意識していただきたい箇所が2箇所あります。
1つは「肩」、2つ目は「骨盤」です。
動きの確認〜肩の動き〜
まずは肩の動きから注目をしていきましょう。
肩の動きを可視化しやすくするために棒を持って確認していきます。
両肩にクラブを当てます。これは肩と肩を結んだラインを可視化するためです。
直立の状態で回旋運動をするとこのように動きます。
前傾姿勢だとこのように前傾なりに斜めの軸で回転することになります。
片方の棒は斜め下の床を指してもう片方の棒の先は斜め上の天井を指します。
前傾をしているのに棒が斜めにならない場合は修正が必要になります。
棒が斜めにならない方はこのようにエクササイズを行ってみてください。
肩の動き改善エクササイズ
- アドレスの姿勢になり肩のラインで棒を持ちます
- ボールを置く位置に目印を置きます
- 身体を回し棒の先端が目印を指すように動きます
★ポイント★
・棒の先端の向きを注意しながら行います
・頭の位置も左右に動かないように行います
動きの確認〜骨盤の動き〜
次は骨盤の動きに注目していきます。
骨盤の動きも肩の動きと同様で、直立の状態ではこのように動きます。
前傾姿勢になると肩の時と同様に斜めに回旋運動が行われます。
骨盤は肩の動きよりも意識がしづらいかと思いますので鏡を見ながら確認するのがオススメです。
ありがちなエラーとしては肩の時と同様に棒が床に対して水平に回ってしまうことです。
そして骨盤の回旋動作の場合、骨盤をそのままの位置で回すことができずにお尻フリフリというようなエラー動作をしてしまいがちです。
動かし方の勘違いと股関節の硬さが原因である可能性がとても高いです。
骨盤の回旋の動きが苦手な方はこのエクササイズを行ってみてください。
骨盤の動き改善エクササイズ
- アドレスの姿勢になりボールをセットする位置に目印を置きます
- 片手ずつ交互に目印に向けて突きの動きを繰り返します
★ポイント★
・下半身もしっかりと動かして行います
このエクササイズを行ってもお尻フリフリ現象が治らない方は股関節の柔軟性の制限がかなりありますので、まずは股関節のストレッチから行うようにしてください。
まとめ
今回はゴルフスイングで勘違いされやすい回旋動作についてお伝えしました。
ゴルフスイングでは肩と骨盤は地面と並行に回ることはNGとされています。
そのため全身の柔軟性がより必要になりますし、動きの理解・認知がしっかりできていないと正しい動きを作ることができません。
ご自身のスイングを見て何か違和感を感じたことがある方は一度どのような回旋の動きになっているか確認されるといいと思います。
もし地面と並行に身体を動かしていたらすぐこのようなエクササイズを行って改善をしていきましょう。
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