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スタッフコラム
「ゴルフボディを作る」

STAFF COLUMN

第692回 ゴルファーの冬は『これ』で乗り切る!

トータルゴルフフィットネス 管理栄養士兼トレーナーの中島です。

今回は『生姜』についてです。生姜と言えば、皆さんはどんなイメージがありますか?

身体を温める胃腸の調子を整える、などなど様々な効果を持つのが生姜の魅力です。

これからの季節、冬のラウンドは寒さとの戦いです。

良いゴルフパフォーマンスを発揮する為には、冷えから身体を守る必要があります。

そこで、身体を温める食材の代表である生姜について、一緒に考えていきましょう!

 

『手のひら』の温度を改善する

冬のラウンドで皆さんお困り『手の冷え』。手が冷たくてクラブが上手く握れない、、そんな経験をした方は少なくないでしょう。その問題は、生姜が解決出来るかもしれません。

冷え性のある女性を対象に、生姜入り飲料を飲んでもらった研究があります。飲料の摂取前後にサーモグラフィーで手のひらの温度を測定します。この結果を、生姜を摂取したグループと未摂取のグループとで比較しました。すると、生姜を摂取したグループの手のひらの温度は20分間上昇しました。一方、未摂取のグループは10分後に低下を始めました(※1)。

この結果から、生姜には手のひらの温度を維持する力があることが分かりました。ラウンド前に生姜を摂取することで、手の冷えが改善できる可能性があります。

 

温かさ以上の『リラックス効果』を持つ

生姜には物理的な温度を上げる効果だけでなく、気分をリラックスさせる効果もあるとされます。

生姜パウダー入りの湿布を使った研究があります。いくつかの種類の湿布を用いて、気分の変化を記録しました。この結果、生姜入りの湿布を使ったグループは、気分の落ち着きリラックスに前向きな効果があることが分かりました(※2)。

ゴルフはメンタルのスポーツと言われます。気分の浮き沈みを防ぎ、一定のメンタルを保つ為に、生姜が役に立つ可能性が示されました。

 

まとめ

生姜に関する研究は現在も続いています。報告によっては、逆に体温を低下させるのではないか、というものもあります。効果には個人差が大きいと考えられます。皆さんも冷えでお困りの方は、まず試してみることをおすすめします!

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標身体の状態によって適正値は変化します。 TGFでは管理栄養士の中島が、皆様それぞれに適した摂取量をご提案させていただきます。是非館内またはホームページを含む各種SNS等からご相談ください!

引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!

 

※1:杉本 功・竹内 秀・中川 功・松岡 勇(2018)。ショウガ(Zingiber officinale)エキス含有飲料による女性の末梢皮膚表面温度の上昇効果。エビデンスに基づく補完代替医療:eCAM、2018年。

※2:Stritter, W., Gross, M., Miltner, D., Rapp, D., Wilde, B., Eggert, A., Steckhan, N., & Seifert, G. (2020). 単なる温かさ以上のもの – 温湿布による温かさとリラクゼーションの知覚。補完療法医学、54、102537。

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

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中島 遥

管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

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