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スタッフコラム
「ゴルフボディを作る」

STAFF COLUMN

第671回 喫煙がゴルフパフォーマンスを低下させる!

トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。

今回は『喫煙』とゴルフパフォーマンスの関係についてです。

喫煙が良く無いことは分かっていても、なかなか辞められない方は多いでしょう。プロ、アマチュア関係なく、ゴルファーの喫煙率は高いと言えます。今すぐに禁煙することは難しいかもしれません。ですが、喫煙による身体への影響を知った上で、個人で判断することが重要です。

ここからは、喫煙によってゴルフにどの様な影響が起きるか考えていきましょう!

ショットに集中できない

タバコを吸う理由の一つに、頭がすっきりする、集中できると感じることが挙げられます。しかしこの症状は、喫煙によって脳の能力が普段以上に上昇する訳ではありません。非喫煙時に低下した脳の集中力が通常の状態に戻るだけだと言われます。問題となるのはこの落差が大きいことです。非喫煙時にニコチンの作用が体内で低下すると、イライラ気分の浮き沈みが激しくなります。喫煙時にはこれらの症状が静まるというだけで、集中力が高まる訳ではありませんので、注意が必要です。

 

ラウンド中、最後まで体力が続かない

 

ゴルフはカートを使いながら、基本的に徒歩でラウンドを行います。18ホールパフォーマンスを維持して回り切る為には精神的・身体的な『体力』が必要です。

身体的な体力(持久力)を維持する為に重要なことは、筋肉が動き続けられること。そしてこの筋肉がエネルギーを生み出す為に必要なのが酸素です。酸素は血管内でヘモグロビンと結合し、身体の中を移動します。しかし、タバコに含まれる一酸化炭素は、酸素よりも優先的にヘモグロビンと結びつきます。酸素の運搬を邪魔することで、息切れや体力の低下を引き起こすと考えられます。

以前よりも体力が落ちた、最後までゴルフを楽しめない、と感じている皆さんは喫煙が原因かもしれません。喫煙歴を含め個人差はありますが、早い方では、禁煙後1ヶ月で呼吸機能の改善を感じられます。

 

怪我がなかなか良くならない

筋肉や骨の健康に欠かすことができない栄養素が『ビタミンC』です。このビタミンCは抗酸化作用があり、ラウンド中の様々なストレスから身体を守る為に消費されます。しかし、水溶性ビタミンであり、水に溶け易い性質を持ちます。また必要な量は他の栄養素と比較して多いにも関わらず、体内に保管することが難しいのです。

さらに、筋肉や骨の健康に関わるこというとは、怪我の回復を左右するということです。ゴルフは腰や肘、手首に怪我の多いスポーツです。健康に長くゴルフを続ける為に、身体の修復に関わる『ビタミンC』は重要です。そんなビタミンCをさらに消費させるのが『喫煙』です。怪我や病気の治癒が遅いと感じている皆さんは、ぜひ禁煙に取り組んでいただきたいと思います。

 

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標身体の状態によって適正値は変化します。 TGFでは管理栄養士の中島が、皆様それぞれに適した摂取量をご提案させていただきます。是非館内またはホームページを含む各種SNS等からご相談ください!

引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

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中島 遥

管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

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