トータルゴルフフィットネス トレーナーの谷崎です。
今回は『ラウンド中の足のつり対策』について解説をさせていただきます。
真夏のゴルフで足つってしまって辛い思いをされた方はたくさんいると思います。
両足同時につってしまい歩けなくなったという声も聞いたりします。
季節を問わずに足をつってしまう方も多いですが、特に夏は足をつる方が多いです。
夏場の足をつる方が多くなる原因は、体内の電解質バランスが崩れてしまうからです。
夏場のゴルフでの汗の各量はとても多いです。
汗をかくことによって体内から水分も抜け、そして塩分、ナトリウムも汗と共に排出されていきます。
これが足のつりに大きく関わっています。
筋肉の収縮には電解質はナトリウム以外にも、マグネシウム・カルシウム・カリウムなどがありますが汗で出ていくのは主にナトリウムです。
ラウンド中にこまめに塩分補給することがおすすめです。
酸っぱいものを補給することが有効という論文の多くあります。
梅干しは塩分もありつつ酸っぱいものですのでラウンド中に梅干しを持ち歩くのもオススメです。
現在であれば、塩分タブレットや塩飴なども手に入りやすいのでラウンド中には欠かさず持っていく様にしてください。
これらは熱中症の対策にも効果的です。
このほかに筋肉が攣ってしまう原因はあります。
ストレス、寝不足、疲労の蓄積、加齢、冷え、運動不足、妊娠など原因は様々です。
持病のある方や人工透析されている方、末梢の血管や神経に疾患のある方も攣りやすくなったりします。
寝不足や疲労の蓄積を残してのラウンドは筋肉のつりだけでなく熱中症の危険性を高くしてしまうため絶対にしない様にしてください。
加齢や運動不足はラウンド前日では対策ができませんが、他の要素で前日に対策できる方法があるので今回はそちらをご紹介します。
まず必ず実践していただきたいのが『 早寝 』です。
ラウンドの日の朝は早いと思われますので早めに布団に入る様にしましょう。
湯船に浸かりリラックスした状態で眠りにつくのもオススメです。
寝る前の電子機器の使用にも注意しましょう。
脳をしっかりと休めた状態での睡眠が重要です。
夕食や当日の朝食はバランス良くを心がけてください。
特にビタミンEを摂る様にしてください。
ナッツ類やほうれん草などは足のつりを予防する効果があると言われています。
当日の最大の準備はストレッチです。
足のつりでの一番多い箇所はダントツで『 ふくらはぎ 』です。
足の裏とふくらはぎのストレッチをしっかりと行って足のつりを予防しましょう。
ゴルフ中にでもできるエクササイズです。
つってしまった後でも効果的なエクササイズです。
ゴルフ前はもちろんのこと、つってしまった後でも実施できるように心がけていきましょう。
足のつり対策に関して詳しく説明をしています。
目次
エクササイズ紹介
カーフストレッチ
- 足を前後に開き壁に手をつきます。
- 右膝をしっかりと伸ばします
- 20秒間姿勢を維持し反対側も同様に行います
★ポイント★
・後ろ足の膝が曲がらない様に行います
ステップ台カーフストレッチ
- 右足のつま先をステップ台に乗せます
- つま先側に体重を乗せふくらはぎを伸ばします
- 反対側も同様に行います
★ポイント★
・膝を伸ばしたまま行います
足裏ストレッチ
- 右膝を地面に着き片膝立ちになります
- 右足のつま先を地面につける様に曲げます
- 右足に体重を乗せ足の裏を伸ばします
- 反対側も同様に行います
★ポイント★
・足の指がしっかりと曲がる様に行います
まとめ
足のつりには体内の電解質バランスが乱れることが1番の原因です。
電解質バランスを整えるためにはしっかりと水分補給・塩分補給をすることが必須です。
そのためにスポーツドリンクや塩分タブレット・塩あめなどを欠かさずに携帯していく様にすることが重要です。
そして身体からも筋肉のつりを予防することが可能です。
夜更かしせずに早く寝ることやストレッチをしっかりと行うことも重要なことです。
ラウンド中に筋肉が攣ることに困っている方がいましたらぜひ実践してみてください。
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